21 May 2017
さて、
5月も中盤を過ぎ、
日に日に強まる日差しは、
夏の到来を感じさせる眩しさです。
こんな晴天の昼下がりを過ごした後には、
頃合いに冷やした「泡」が飲みたくなるものです。
それも、
あまったるい「泡」ではなく、
キリッとした爽快感のある「泡」が・・・。
そんな気分にぴったりの泡を見つけました。
それが、
【コノスル/スパークリング Brut】
< ConoSur / Sparkling Brut >
です。
【コノスル/ConoSur】は、
言わずと知れた安うまワインの先駆者。
日本に【アルパカ/Alpaca】が登場するまでは、
唯一、抵抗なく飲むことの出来る安うまワインの銘柄でした。
それが、
チリの関税自由化の波とともに、
数々の安うまワインが登場し、
今では、すっかりと影を潜めてしまった存在です。
かつて私も、
自宅セラーに気軽に開けられるワインストックが無い時には、
近所の酒屋で【コノスル/ConoSur】を買って飲んでいたものです。
その為、
最近はノーチェックだったコノスルですが、
たまたま行ったデパートでこの商品を見つけたので、
飲んでみることに致しました。
買った金額は、
¥1,398(税込)でした。
チリのスパークリングとは言え、
結構なお値段がするんだなと思いました。
では、
まず裏のラベルを見ていきましょう。
黒ラベルに銀文字という出で立ち。
なかなか高級感があるデザインですな。
そして、記載のあるアルコール度数は、12%。
栓はコルクです。
使われているブドウ品種は、
ボトルネックのシールに書いてあります。
「シャルドネ」と「ピノ・ノワール」ですね。
これを見て、
セパージュ(混合比率)はどうなってるの?
と、思って、公式サイトを見てみたら、
ちゃんとしたカタログの様な資料がありました。
その資料には、
「シャルドネ92%/ピノ・ノワール8%」とあります。
そして、製法は「シャルマ方式」。
シャルマ方式は、安めの発泡系ワインでよくある製法で、
ブドウを潰して果汁を貯め込んだタンクでそのまま発酵させて、
後で一本一本瓶詰めする方法です。
高級なシャンパーニュとかは、
タンクでも発酵させますが、
瓶詰めした後に二次発酵を行います。
高級でなくても、
スペインのCAVAなんかは、
この瓶内二次発酵が法律で決められた基準となっているので、
安くても美味しいんですけどね。
気になる方は、
公式サイトへのリンクを貼っておくので、
確認してみてください。
⬇公式サイト⬇
http://conosur.jp/our-wine/wines/sparkling/sparkling_brut/
で、
お味の方はと言うと、
キリッと辛口に仕上がっております。
甘さの段階を示す表記は【Brut】となっているのですが、
他のチリのスパークリングと比べると、
明らかに【Extra Brut】寄りの甘さ加減です。
この甘さを【Alpaca/スパークリングBrut】と比べると、
「これが同じBrutなのか!?」
と、きっと驚くでしょう。
そのくらいの違いが有ります。
私は元来、
辛口のスパークリングが好きなので、
この【コノスル/ConoSur】の甘さはとてもうれしいのですが、
甘口が好きな方にとっては、ちょっと辛いと思うかもしれませんね。
でも、これは、
別の言い方をすれば、
本格的なスパークリングを味わうことが出来るということなので、
「スパークリング系の甘さがちょっと苦手」と、
お嘆きの方には、とってもオススメの泡となるでしょう。
では、この辺で。
【結論】
甘くない本格的な味わいを求めるのなら、
【コノスル/ConoSur】のスパークリングを買え!!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。