31 Oct 2015
前回ご紹介した
『破壊力のある白ワイン【トロドーロ/ソーヴィニヨン・ブラン】を飲んでみた』
の赤バージョン【トロドーロ/カベルネ・ソーヴィニヨン】を飲んでみた。
このワインの値段も破壊力のある¥398である。
では、感想の方を。
カベルネと聞くと、
重く渋い赤ワインだと印象がある。
だが、ここは、
チリのニューワールド。
適度な果実味を残しつつも、
若いカベルネ特有の渋みもない。
こちらの赤も、
先日の白と同様、
ノン・ヴィンテージである。
いつ収穫されたブドウで作られたのかは不明だが、
この値段と生産量、
そして、味わいの統一感を持たせる為には、
かえってノンヴィンテージの方が良いのだと思う。
まあ、
セラーで熟成させるワインでも無いし、
たった¥.398で、
蘊蓄垂れるのも疲れるだけだ。
味わいだけを述べるなら、
この¥398ワインには、
値段以上の価値があると思う。
合わせる料理とすれば、
ラザニアやトマトベースのパスタ、
デミグラ系のハンバーグや、
鶏の北京ダック風など、甜麺醤の味にも良くマッチする。
回鍋肉なんかもいいと思います。
この値段とは言え、
抜栓(スクリューキャップ)後、
しばらくは酸味が強く感じるので、
デキャンタするか1時間以上前に開けておく方がよいだろう。
今回、
2日目の味わいを確認する前に、
すべて(720ml)飲んでしまったので、
はっきりとは断言できないが、
おそらく2日目でも十分にいけるワインであろう。
グラスは、
やはりボルドーグラス、
カベルネ・ソーヴィニヨン用のグラスをおすすめしたい。
イタリアのモンテプルチアーノ・ダブルッツォは、
渋み(クセ)が気になるので、
あまり好きではないという方にでも、
このワインであれば、
気にならず美味しく飲めるのではないでしょうか?
とにかく、
先日の白に引き続き、
この【TORO D’ORO】は、
とても破壊力のあるワインだと思いました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。