25 Nov 2015
今回の安うまワインは、
以前紹介した『安堵?【&Y/ソーヴィニヨン・ブラン】を飲んでみた』の
赤版の
安堵【&Y/カベルネ・ソーヴィニヨン – メルロー】。
この&Y(アンドワイ?)も
税抜き価格¥698という庶民の味方的安さであった。
このワインのブドウ品種は、
赤の代表的品種”カベルネ・ソーヴィニヨン(CS)”と
上記CSと双璧をなす”メルロー”である。
ここで、少しブドウの事について説明したい。
ワイン通でなくとも、
ご存じだと思うが、
フランス・ボルドー地方の、
いや世界の赤ワインの代表的ブドウ品種と言えば、
このカベルネ・ソーヴィニヨン(CS)だろう。
その位、
このカベルネ・ソーヴィニヨンは、
世界中のワイン生産地で栽培されている。
だから、
日本国内で赤ワインを適当に買うと、
大抵はCSがブレンド(セパージュ)されているはずだ。
赤ワインのひとつの特徴である【渋み】は、
このCSの特徴と言っても良い。
なんとなく耳にする「タンニン」は、
この「渋み」を格好良く表現していると思って良い。
この渋みを好きになれるかどうかで、
フランス・ボルドーワインの頂点と言われる
「五大シャトー」を飲みたいと思えるのかが決まるのだと思う。
で、私は、
この渋みよりも、
ピノ・ノワールのエレガントさに惹かれ、
ブルゴーニュの赤ワインの方が好きになったのだ。
ピノ・ノワールにもタンニンは、ある。
しかし、
そのタンニンの質がCSとは違う。
CSとピノのことを言い出すと、
キリが無いので、
私個人的な印象を言うと、
タバコを好きな人は、
ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンが好きな傾向にあると思う。
ボルドー好きな人にブルゴーニュ赤ワインの話しをすると、
よく言われるのが、
「ブルゴーニュは、味がしない」
である。
で、
そう言われる方は、
大抵、タバコを嗜んでいる。
更に、
こうゆう人とラーメンを食べに行こうと言うと、
大抵、塩味のハッキリしたラーメン屋に行きたがる。
当然、喫煙OKの店の割合が多い。
私はタバコを嗜まないので、
煙草の煙モクモクのお店は、
ちょっと遠慮したいものだ。
大分、話しがそれてしまったが、
この安堵【&Y/カベルネ・ソーヴィニヨン – メルロー】は、
そんなCSのタンニンが余り好きではない私にとっても、
CSのタンニン好きな人にとっても、
両方の方が、楽しめる安うまワインだと思った。
最初に口に含んだ時の印象は、
「うん、しっかりと赤ワインをしているワインだ。」
であった。
その辺のスーパーで売っている赤ワインにしては、
十分に品質を兼ね揃えたワインだと思った。
裏書きにあるように、
「焼き肉・ピザ・チーズによく合います」。
私は、
コストコのプルコギと、
テイクアウトのピザで、
この&Yを合わせたが、
十分に楽しめる晩餐となった。
抜栓後3時間たった後も、
急激な味わいの低下も無く、
2日目も十分いけるワインだと思った次第である。
このワイン、
エチケット(ラベル)が特徴的なので、
お店に陳列されていても、
すぐに気がつくと思います。
もし、
ワインの陳列棚に、
この【安堵・&Y】を見たら、
迷わず買って下さい。
レストランで提供される「グラスワイン」よりも
ずっと美味しいと思えることでしょう。
【 結論 】
この「安堵・&Y」シリーズのワインは、
赤も白も、外しのない、
正統派の味わいである。
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