283/365日の出来ごと

2015 ボジョレー・ヌーボー【AEON / TOPVALU】の出来映えは?

本日、

2015/11/19は、

11月の第3木曜日。

 

つまり、

世界的にボジョレー・ヌーボー(ボージョレ・ヌーヴォー)の解禁日です。

 

フランスで言うところの収穫祭ですな。

 

そこで祭り的に今年の新酒を振る舞うそうな。

 

そのイベント用の祝い酒が”ボジョレー・ヌーボー”です。

 

で、

毎年言われますが、

「今年のボジョレーの出来映えは?」。

 

テレビ東京系の朝の番組では、

『50年に一度』と言っておりました。

 

と言うことは、

今年は2015年なので、

マイナス50年すると・・・、

1965年以来の出来映えらしいのです。

 

へぇー、そうなんだ。

 

 

私個人的には【2003】が史上最高だと思っておりますが、

その2003年を越えることが出来るのでしょうか??

 

では、行ってみましょう。

 

 

取り敢えず、

ここ数年来、

ボジョレー・ヌーボーと言えば、

ワインの革命を起こした(!?)と言っても過言では無い、

AEONのペットボトル・ボジョレーです。

 

重たく、扱いに気を遣うガラス瓶ではなく、

軽く、少々雑に扱っても問題ない「ペットボトル」のワインです。

 

その為、

空輸されてくるボジョレー・ヌーボーの輸送費を抑え、

当初、破壊的な値段と言われた千円以下の価格を実現しております。

 

毎年イオンでは、

¥980ボジョレーに始まり、

ちょっと上級キュベのヴィラージュを¥1580位で売り、

ボジョレー・ヌーボーとは呼べないロゼや、

白も並べて売っています。

 

まあ、販売戦略は大切だと思います。

 

 

では、お味の方は?

 

ずばり、

今年のボジョレーは、

”例年通り”です。

 

美味しくも、

不味くもありません。

 

ふつうのガメイ種のワインです。

 

50年に一度、

なんて信じられませんでした。

 

まあ、

この時期になると、

毎年のように「今世紀最高」と、

よく耳にするので、

もう慣れっこになっていますよね!?

 

はい、

政治家の云う政策みたいなものです。

 

かつて自民党議員だった中曽根康弘が、

選挙前に「大型間接税は導入しない」と言って、

選挙で大勝するやいなや、

その後の政権で思いっきり消費税を導入する手筈を整えました。

 

あの時から、

政治家は何を言っても嘘にはならない様になってしまいました。

 

それと同じ様なものです。

 

毎年「今世紀最高」です。

 

個人的な意見として、

今世紀内におけるビックヴィンテージは、

‘2003のボルドー、

‘2005のブルゴーニュ&ボルドー、

‘2009のブルゴーニュです。

 

‘2000のミレニアム・ヴィンテージは、

これから評価が分かれてくることだと思います。

私個人的には、

どっちみちボルドーの評価なので、

どうでも良いです。

 

 

さて、ボジョレー・ヌーボーの話しですが、

このイオンの安ボジョレー、

少し気になることがございます。

 

裏のラベルを見てみましょう。

IMG_8362

ピンクの枠内、

【安定剤(アカシア)含有】とあります。

 

多分、

木のアカシアだと思います。

 

そのアカシアの樹皮を使っているのでしょう。

 

一応、アカシアなんで、

天然素材と言えば、天然素材だと言う事でしょう。

 

でも、

その「木」を、

どうやって添加したのでしょうかねぇ〜?

 

きっと薬品を使っていると思います。

 

そうやって、

このワインにタンニン風味をつけ、

そして品質を安定させているのだと思います。

 

それだからこその¥980円

 

 

まあ、

今宵は日本中でワイン祭りなんで、

気持ちよく酔いたい物ですな。

 

 

 

ボジョレー・ヌーボーに乾杯!!

 

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