283/365日の出来ごと

酒やビック、リカマン、酒のすぎたの¥1,000以下ボジョレー・ヌーヴォー2016を飲み比べてみた

ボジョレー・ヌーヴォー第2弾

 

酒屋チェーン店、

3店のボジョレー・ヌーヴォー2016を

一気に飲み比べてみました。

 

購入したボジョレーは、

酒やビック【ジャン・ロレ/Jean Loret】

リカーマウンテン【ラ・ベル・ダム/La Belle Dame】

酒屋すぎた【ジャン・フルール/Jean Fleur】

の3本となります。

 

それぞれの裏のラベルはこちら。左から順にすぎた、リカマン、ビック。

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値段はある程度の公平性を保つために、

それぞれ本体価格¥1,000以下の物をチョイスした。

 

因みに、

左から「酒のすぎた」➡️880円、

中央「リカーマウンテン」➡️960円、

右側「酒やビック」➡️990円

の店頭販売価格であった。

 

 

3本とも、

あの「アカシア」は含有されていないようだ。

 

さて、

味わいの方だが、

前回レビューしたイオン3兄弟ボジョレーよりも、

この3本は、どれもが果実味がしっかりとしていた。

 

そりゃぁ、

1本¥2,000くらいするボジョレー・ヌーヴォーであれば、

それぞれ果実味もしっかりとしているのであろうが、

なっと言っても、

このサイトは普段から500〜700円くらいのワインを取り上げている訳である。

 

安いと言えども、

¥1,000もすれば、

約2倍もする金額であるので、

この辺でも充分に高額の部類に入ってくるだろう。

 

では、

3本それぞれの特徴を・・・、

と、言いたいところだが、

基本、

ボジョレー・ヌーヴォーは、

フランスのボジョレー地区、

同じ葡萄品種で、

同じ醸造方法、

当然同じ期間に栽培されたブドウなので、

そんなに大した違いは出しにくいワインです。

 

なので、

大まかに述べると、

去年のボジョレー・ヌーヴォーよりも、

口に含んだときの果実味や香りの様なものが、

少なめ。

 

しかし、

喉に通してゆく時のなめらかさや、

飲み込んだあとの余韻的なものは、

今年の方が、

ブルゴーニュ地方のワインらしいと言えるでしょう。

 

果実味よりも、

後から感じる酸味が、

それほど強くなく、

口の中で心地よい具合に回るのです。

 

ガメイらしいボジョレーと言うよりも、

ピノっぽいガメイと表現してもいいと思います。

 

フランスのピノ・ノワール好きな人にとっては、

今年(2016)のボジョレー・ヌーヴォーは、

安い金額で、ピノ・ノワール的なものを感じられるので、

とってもお得なブルゴーニュワインになることでしょう。

 

もうちょっと具体的なこと言うと、

一番左のイエローボトル、

酒屋すぎたのボジョレー・ヌーヴォーは、

口に運んだ時のファーストインプレッションは、

他の2本よりも良く感じます。

 

同じ温度で飲んだとしても、

香りや果実味が、

すぐに口の中に広がる感じです。

 

ですから、

ひと口だけのテイスティングであれば、

このすぎたのボジョレー・ヌーヴォーが

好印象を与えることでしょう。

 

次に真ん中のリカマン・ボジョレー・ヌーヴォーですが、

すぎたのボジョレー・ヌーヴォーとは対照的で、

口に含んだときの印象は多少低いと思います。

 

しかしながら、

抜栓して暫く経つと、

徐々にブドウ本来の味わいが増してきて、

飲んだ後の酸味も頃合いよく、

ガメイ独特の後味もほとんど感じられません。

 

そして、

右側の酒やビックのボジョレー・ヌーヴォーは、

最初の飲みくち、

飲んだ後の酸味、

ワイン自体の果実味が、

とってもバランスよく表現できていると思いました。

 

3本の中では、

一番ボジョレー・ヌーヴォーらしいワインだと思います。

 

 

ではでは、

283.Life管理人である私は、

どれが一番のお気に入りかと言うと。

 

それは、

真ん中のリカマン・ボジョレーです!!

 

理由としては、

一番エレガントなワインであることと、

抜栓後の味わいが適度に変化し、

尚且つ、品質が衰えないところでしょうか。

 

酸味と果実味のバランスが、

とっても私好みな感じとなっておりました。

 

この季節、

約¥1,000で、

フランスのブルゴーニュを感じられる赤ワインが

この価格で手頃に手に入るのが、

ボジョレー・ヌーヴォーの良いところですね。

 

正直なところ、

¥5,000もするボジョレー・ヌーヴォーも売っているのですが、

元々ヌーヴォーはフランス収穫祭のお祭り的なワインなので、

そこまでの金額を出して飲む気にはなれません。

 

多分、

日本とか中国の富裕層くらいにしか売れないんじゃないのかな?

 

だって、

¥5,000だすのなら、

ちゃっとした美味しいフランスのピノ・ノワールが

飲める価格だからね。

 

やっぱり、

マグロの初競り的な値付けだと感じました。

 

ボジョレー・ヌーヴォーなんで、

美味しい物は早々に売り切れると思うので、

早めに安い物をゲットした方がいいと思います。

 

一応、

下にリンク貼っておきます。

リカマン・ボジョレー・ヌーヴォー

すぎた・ボジョレー・ヌーヴォー

 

【結論】

ボジョレー・ヌーヴォーは、安くてもうまいものがある。

¥3,000以上出すのなら、

別の美味いワインを買え!!

 

 

 

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