283/365日の出来ごと

【AEON/イオン】のボジョレー・ヌーボー2016でうまいのは、どれか?

こんばんは。

 

ほろ酔い加減で、

書くのでお手柔らかに

お願いいたします。

 

今年、

2016年のボジョレー・ヌーボー。

 

イオンで売っている自社仕入れのボジョレー・ヌーボーで、

うまいのはどれか?

 

今年のラインナップは、

松竹梅で言えば、

ヴィラージュ¥1280、

イエローボトル¥980、

Nina¥580、

の3本に集約される。

 

上記高い方の2本は、

いつものラインナップであろう。

 

そして、

今回、

度肝を抜かれたのは、

なんとフルボトルで¥580の代物である、

【Fleur de Nina】である。

 

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向かって、

一番左がその激安ボジョレー・ヌーボーである。

 

業界に革命を起こしたペットボトルワイン、

真ん中のイエローボトル・ボジョレーと共に、

激安の¥580ボジョレー・ヌーボーである

【Fleur de Nina】も同じくペットボトルである。

 

一番右に写っているVillageボジョレーのみ、

ガラスの瓶に詰められているが、

去年2015のVillageはイエローと同じくペットボトルだったような気がする。

 

でも、

今年はガラスの瓶。

 

では、

3本を飲み比べてみよう。

 

まあ、

順番としては、

安いものからいくのが定石というもの。

 

まずは、こいつから。

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さて、

裏のラベルを見ると、

なぜか今年から賞味期限が入っている。

「2017年4月30日(未開栓)」とある。

 

抜栓状態で来年の4月月末まで飲まない人はいないと思うが、

念のためと言うか、

賞味期限は4月の30日となっている。

 

では、

イエローボトルの方はどうだ?

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例のごとく、

「アカシア含有」とある。

 

でも、

今年は、

「安定剤(アカシア)含有」と変化している。

 

去年も不思議と思ったが、

この「アカシア」、

実は安定剤だったのか!?

 

「・・・。」

 

安定剤と言われても、

よく分かりません。

 

他のボジョレー・ヌーヴォーで、

この「アカシア」なる文字を見たことがなかったので、

不思議に思いましたが、

ワインの品質を安定させるものだったのか・・・。

 

まあ、

どうでもいいや。

 

一番高いVillageにも、

入っている。

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ではでは、

味の方はどうなのか!?

 

 

それぞれを、

リーデルヴィノムシリーズのブルゴーニュグラスに投入。

 

そして、

テイスティング。

 

Nina、イエロー、Villageの順に飲んでみた。

 

最初の印象では、

Ninaの味わいが良かった。

 

でも、

やはり上級キュベのVillageがスイスイと飲みやすい。

 

イエローボトルは、どんな感じ?

 

「まあ、こんなもんでしょう。」

 

 

合わせた料理は、

鴨肉スモークと、

ぶりの照焼を焼いたもの。

 

パンの上にマヨネーズとつけて乗せてます

パンの上にマヨネーズとつけて乗せてます

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どちらの料理にもあっています。

 

はい、

だから、

どのボジョレー・ヌーヴォーが、

一番うまいかを確認したいのですよ。

 

今回は、

外の気温が15℃くらいだったので、

室内の寒いところに置いていたものを飲みました。

 

それぞれ一長一短はあるのですが、

イエローボトルは早々に戦線離脱でした。

 

なんだか、

うまいと思えなかったのです。

 

ここで、

安い物か高い物かの勝負になりました。

 

青いエチケットのNinaは、

ガメイらしさが一番はっきりとしているワインでした。

 

一方の、

上級キュベであるVillageは、

果実味こそ全面に出ては来ないが、

ワインとしてのエレガントさが、

飲む者の気持ちを優雅にし、

次から次へとグラスに注ぎたくなる滑らかな味わいです。

 

この2本を比べると、

非常に難しい判定です。

 

 

この難しい選択を、

敢えて述べるとすれば、

それは・・・。

 

ブルーボトルのNinaの勝ちです!!

 

理由としては、

この¥580円、

最安値の【Fleur de Nina】が

ワインとしての味わいをしっかりと表現できていると思ったからでした。

 

他の「TOPVALU」を冠した2本は、

液体としてのワインは感ずることが出来るが、

使わているブドウ品種「ガメイ」の良さを引き出せていない!!

との、判断です。

 

その理由をいろいろと考えましたが、

やはり、

行き着くところは、

安定剤としての「アカシア」の存在です。

 

安定剤と言うからに、

そのワインの品質を保とうとしてくれているのだと思います。

 

だが、しかし、

この「ボジョレー・ヌーヴォー」というのは、

収穫祭のお祭り的なワインでいいのです。

 

年を越すまでの品質など、

どうでもいいのです。

 

その年のブドウの状態を測るための試験的なワインでいいのです。

 

だからこその製法、

「マセラシオン・カルボニック」が使わているのです。

 

その歴史的必然性によって生まれた製法の存在を否定するかのような「安定剤」。

 

いかにも、

日本の経営陣が考えそうな発想です。

 

日本酒に安定剤を入れた物を、

飲みたいと思うのか???

 

全くもって、

理解が出来ません。

 

これ以上書くと、

収集がつかなくなるので、

今夜は、この辺で。

 

 

【結論】

来年もAEONボジョレーに

「アカシア」が入っていたら、

俺は、AEONボジョレー・ヌーヴォーを

絶対に飲まない!!!!

 

 

 

 

 

 

 

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