17 Dec 2015
先日にご紹介した
【Wild Puda / Chardonnay】<プダ/シャルドネ>2014
の後日談です。
以前の記事で、
この【プダ/シャルドネ】は残念な結果となってしまったとアップした。
で、その後、
妻に、イオンに行くのなら【 Wild Puda / Chardonnay Gewürztraminer 】を買ってきてくれないかと、
お願いしていた。
ところが、どっこい。
妻が買ってきたワインは【Wild Puda / Chardonnay】だった・・・。
まあ、
千円もしない商品を返品交換する気にもなれなかったので、
ひとまず、飲むことにした。
たまたま前菜にカプレーゼが出たので、
シャルドネを飲むことに。
すると、
どうだろう。
前回のボトルはガチガチの味わいだったのだが、
今回のボトルは、シャルドネらしい味わいと香りを放っていた。
『おっ!? 悪くないぞ。』
と、思い、
そのまま飲み進めることにした。
抜栓後、
しばらくの時間が過ぎたが、
酸味がきつくなることもなく、
そこそこ楽しめることが出来たのだった。
さすがに”おいしいシャルドネ”とは、
言い難いが、
値段相応な感じの白ワインであった。
その時、
ふと思ったのが、
この【Puda】のシャルドネは、
はじめはシャルドネ単体で出す予定ではなかったのではないだろうか?
そう思った理由は、
前回のエントリーで取り上げた
【 Wild Puda / Chardonnay Gewürztraminer 】
のセパージュのひとつである「シャルドネ」が良い働きをしていて、
上記【 Wild Puda / Chardonnay Gewürztraminer 】を
トータルバランスで良いワインに仕上げる要素となっていると感じたからである。
甘いGewürztraminerに
酸味のChardonnayを加えた
Chardonnay Gewürztraminer。
このセパージュを成り立たせるには、
シャルドネはあまり主張し過ぎずに、
酸味を前面に押し出させた方が、
調和の取れた良いワインになると思うからである。
その為のセパージュ用に、
選ばれたシャルドネだったとすれば、
合点がいくのである。
さすがにコストを抑える努力もしなければ、
商品単価¥680円では、出すのが難しいであろう。
最初は5本の予定であった【Puda】シリーズだが、
セパージュ用のシャルドネが意外にも単体でいけたのと、
シリーズ的にも赤白3本ずつの方が締まりがいいと思ったのだろうか?
それとも、
シリーズ全体の原価率を考えたとき、
この構成になったしまったのだろうか?
いずれにしても、
他の5本が良く出来ているワインだけに、
この「Puda/Chardonnay」だけが、
凡庸に思えてしまうのである。
今回は後日談で締まりがないが、
一応、締めておこうか。
【 結論 】
【Wild Puda / Chardonnay】<プダ/シャルドネ>2014 は、
値段相応くらいの白ワインである。(お得感は低いが・・・)
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