5 Oct 2015
【サンタ・ヘレナ・アルパカ/シャルドネ・セミヨン】を飲んでみた。
って、言うか、
前から飲んで知っていたのだが・・・。
この「サンタ・ヘレナ・アルパカ」シリーズは、
以前から、安ウマのワインとして、
名が知れていたので、
ワインに興味の無い人も、
店頭や巷の情報で見聞きした事があるのではないでしょうか?
特に今日紹介する
「シャルドネ・セミヨン」は、
『一個人』と言う雑誌の『極旨ワイングランプリ・1500円以下の部』において、
第1位を獲った事のあるワインなので、
名実共に、安うまワインの代表格とも言える物でしょう。
さて、私の感想を。
この【サンタ・ヘレナ・アルパカ/シャルドネ・セミヨン】、
使っているブドウ品種は、
日本人にも最も知られている白ワイン用のブドウと言っても過言ではない「シャルドネ」と
貴腐ワインのメイン品種「セミヨン」から構成されている。
程良い酸味と甘みを持った「シャルドネ」、
そのシャルドネに、
更に甘みとまろやかさを付け加える「セミヨン」。
やはり、
安うまワインだけあって、
絶対的な生産量を確保しなければならないのと、
少し甘い感じがあった方が、日本人には好まれる為か、
酸味のシャルドネと甘い果実味のセミヨンのセパージュです。
この手法は、品種こそ違いますが、
先日ご紹介した「プードゥ シャルドネ&ペドロ・ヒメネス」でも然りです。
やっぱり、
この価格帯で行くと、
シャルドネ一本では、
味わい的にキツイんだろうなーって、思います。
いいブドウ使えば、
シャルドネって、とっても美味しいんだけどねー。
で、結局、
このワイン、
冷蔵室で冷やしておいて、
飲みたいときに「カシュッ」と開栓し、
シャルドネ用のグラスで飲むと美味しいです。
スクリューキャップなんで、
気取るところも全くなく、
ホントお気軽に飲むのには打って付けの白ワインです。
それでいて、
味わいは申し分ない。
程良い酸味と、
後から追ってくる適度な甘みが、
口の中に広がります。
私の場合、
焼き鳥の塩なんか食べる時に、
よく合わせて飲んでいました。
私はワインを飲む以前は、
もっぱらのビール党だったので、
食事の際には、
まず、ビールで乾杯して、
その後にワインを飲むのが定番でした。
あの炭酸が喉を通るときの爽快感がたまらなく好きなのです。
その爽快感をワインで楽しむなら、
普通はシャンパーニュやCAVAなんでしょうけど、
晩酌ごとに、そんなの開けていたら、
とても財布が持ちません。
そこで、私がよくやる手があります。
白ワインを炭酸で割るのです。
チューハイならぬ、ワインハイですかね!?
ワイングラスに白ワインを注ぎ、
同量くらいのソーダで割ります。
すると、どうでしょう。
アルコール度数も下がるので、
ビールのようにグイグイ飲めます。
「キリンチューハイ 氷結シャルドネスパークリング」よりも、
格段に美味いです!!
そうやって、
まずは、シャルドネのソーダ割りをグイグイ行っといて、
次に何も割らない普通のシャルドネを行くのが、
私の定番となっております。
そうすれば、
炭酸のシュワシュワ感を味わいながら、
その後にワインの果実味を楽しめる訳です。
このワインハイは、
白ワインだけで無く、
ロゼにもおすすめの飲み方です。
私なりの”ロゼ・ワインハイ”におすすめの商品がありますが、
その話しは後日に譲るとして、
アルパカの話しに戻しましょう。
このアルパカの白は、
他の安うまワインの白と比べると、
どちらかと言えば、
大人し目の味わいです。
酸もきつくなく、
甘みもほどほどな感じ。
ですから、
好き嫌いが余り出てこないワインだと思います。
なので、
安ウマワイン白の入門用として、
はじめに飲むのに適しているのではないでしょうか?
あと、
生魚にも合わないと思います。
魚介系であれば、
火を通した物をおすすめしたいです。
クラッカーにクリームチーズをのせたものには、
とっても合うと思います。
少し取り止めなくなってきたので、結論に行きます。
【サンタ・ヘレナ・アルパカ/シャルドネ・セミヨン】は、
安ウマワイン白の入門用に、
必ず、飲むこと!!
以上です。
2021/01/05追記
このワインの2020年ヴィンテージがとても出来栄えが良いので、
お店に2020年ヴィンテージがあれば、そちらをチョイスしてください。
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