24 Feb 2016
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今日は珍しく、
焼酎を取り上げて見たいと思います。
して、
取り上げる品は、
【茜霧島】です。
この【茜霧島】は、
言わずと知れた「霧島酒造」で作られた”芋”焼酎です。
霧島酒造は、
ここ数年の間、
焼酎の出荷量で日本一になっている醸造所です。
それまで1位だった「いいちこ」の三和種類を追い抜いたことで、
ニュースにもなりましたね。
昔は、
焼酎と言えば『安い酒』とか『貧乏人の飲む酒』とか言われてました。
やはり、
日本では日本酒(清酒)が主流だったと思います。
その後、
日本にもビール文化が根付いて来ました。
で、
その焼酎ですが、
以前はクセの無い”麦焼酎”や”米焼酎”が
人気が高かったと思います。
そのクセの無い焼酎をジュースやリカーで割って飲む
「チューハイ」が若い世代を中心に受け入れられてきました。
あまくて、安くて、飲みやすいが故に、
「ビールは飲まないけど、缶チューハイは飲める。」
と言った、お酒に強くない女子たちも案外多くいたと思います。
しかし、
時代の流れと共に、
その流れは別の趣向も生まれてきました。
甘い ➡ 太る
ダイエットの観点からか、
ブームが下火になったが故か、
はたまた本物志向の盛り上がりが故か、
分かりませんが、
今度は”クセ”のある「芋焼酎」が
注目を浴びるようになってきたのだと思います。
芋焼酎独特な、
その”クセ”も、
近年の醸造技術の向上から、
クセ ➡ 個性
へと、受け入れられるようになって来たのでしょう。
そして、
その時代の流れは、
数字にも如実に表れるようになったのです。
「麦・米」のいいちこから、
「芋」の霧島へ。
すいません、
前置きが長くなりました。
私は、
自宅に限らずお酒を飲むときには、
まず、
「泡」系から始めるのが常です。
「泡」というのは「炭酸・発泡」という意味です。
なので、
泡系から始まり、
醸造系の酒へと移り、
飲み足りないときは、
ロックかストレートに合う度数高めの酒で〆る。
まあ一例を挙げると、
ビールで乾杯スタート、
ワインへと移り、
シングルモルトで〆。
とか、
焼酎のソーダ割りや、
ワインのソーダ割りではじめ、
ワインをそのままでいったり、
日本酒を冷やや燗して飲んだり、
最後に焼酎をロックで飲んだりしています。
その、
焼酎を使うときの焼酎は、
「黒霧島」がほとんどメインとなっています。
なので、
私は黒霧島を常日頃から飲んでいる訳です。
で、
その霧島酒造から、
限定で発売された焼酎が
「茜霧島」という芋焼酎となるのです。
(あぁ〜、やっと本題が出てきたよ)
この「茜霧島」、
芋焼酎なのに、
良い意味で、
まったく芋っぽくありません。
めちゃめちゃフルーティーなのです!!
この茜霧島を氷の入ったグラスに注ぎ、
そこにソーダ(未加糖の炭酸水)を注ぐと・・・、
それは、もう、チューハイの雰囲気です。
とってもとっても、南国の香りです。
そう、
裏のラベルにも書いてあります。
公式サイトには、
我が意を得たりとも言うべき記述がありました。
フルーティーですっきりとした味わいから、シーフードのカルパッチョやキノコのアヒージョ、ホタルイカのマリネなど、白ワインと相性の良いお料理が食べ合わせとしておすすめです。またドライフルーツやスイーツとの相性も良く、食前、食中、食後のどのシーンでもお楽しみいただけます。
(上記文章は公式サイトからの引用です)
でもって、
私はこの「茜霧島」を
奇跡的に近所のスーパーで見かけたので、
すかさず購入し、
自宅で飲みました。
最初は何も入れずにストレート。
「うん、香りがいい。」
次にソーダ割り。
「おおっ!割っても香りが逃げない!」
最後は氷を入れてロック。
「なんてまろやかで、なんてフルーティーなんだ!!」
はい、
一発で、
この「茜霧島」のトリコになってしまいました。
激うまです。
で、その時に思ったのですが、
「これは刺身にも合うに違いない」
そこで後日、
刺身と共に「茜霧島」を飲んだのですが、
これが、もう、
焼酎の域を超えていて、
まるでフルーティーな日本酒のようでした。
私は常日頃から、
刺身に合う酒は、
シャンパンでもなくシャブリでもなく、
もちろんビールでもなく、
「日本酒」だっ!!
と、豪語しておりました。
“魚に合う白ワインはこれだ”とか、
“牡蠣にあうのはシャブリです”とか、
”お寿司には辛口の発泡性ワインですね”
とかソムリエが言ってますけど、
私に言わせれば、
それは、
日本酒が無い世界での話。
そこに米で作った「日本酒」があれば、
答えは自ずから違ってくるでしょう。
「日本酒」以上に魚貝に合う酒はありません。
『・・・。』
と、思っている私ですが、
この
「茜霧島」は、
日本酒を凌駕する力量を備えています!!
特に脂ののった刺身などを食す時、
日本酒の甘さが邪魔になってしまう場面もあります。
しかし、
元々甘みを持ちあわせていない芋焼酎に
この並外れたフルーティさを兼ね揃えた「茜霧島」は、
生魚の臭いを
グラスから漂ってくる柑橘系の香りで見事に中和し、
そして、
蒸留酒ゆえのスッキリ感で、
魚の脂も心地よく洗い流してくれる・・・。
これは、ヤバいです。
出来の良くない日本酒が、
この芋焼酎に負けてしまいそうです。
芋焼酎に先入観のない外国人が、
刺身と合わせるには、どっち?
と、聞かれたら、
日本酒よりもこちらの「茜霧島」を選ぶかも知れません。
って言うか、
この「茜霧島」を指さして【sake】と呼ぶかもしれないです。
ええ、
その位インパクトのある芋焼酎だと思います。
刺身には日本酒、
と、お思いの方、
ぜひ一度お試し下さい。
ただ、ひとつ、
問題点があるとしたら、
この焼酎はプレミアが付いているので、
定価では買えないところですかねぇ。
一応、通販のリンク張っておきます。
Amazonでも取り扱いもある。
楽天リンク➡茜霧島900ml
【 結論 】
日本酒以上に刺身に合う酒を探し求めて居た人へ、
無理してでも「茜霧島」を買って飲んで見ろ!!
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