283/365日の出来ごと

【茜霧島/あかねきりしま】を飲んでみた

今日は珍しく、

焼酎を取り上げて見たいと思います。

 

して、

取り上げる品は、

【茜霧島】です。

 

この【茜霧島】は、

言わずと知れた「霧島酒造」で作られた”芋”焼酎です。

 

霧島酒造は、

ここ数年の間、

焼酎の出荷量で日本一になっている醸造所です。

 

それまで1位だった「いいちこ」の三和種類を追い抜いたことで、

ニュースにもなりましたね。

 

昔は、

焼酎と言えば『安い酒』とか『貧乏人の飲む酒』とか言われてました。

 

やはり、

日本では日本酒(清酒)が主流だったと思います。

 

その後、

日本にもビール文化が根付いて来ました。

 

で、

その焼酎ですが、

以前はクセの無い”麦焼酎”や”米焼酎”が

人気が高かったと思います。

 

そのクセの無い焼酎をジュースやリカーで割って飲む

「チューハイ」が若い世代を中心に受け入れられてきました。

 

あまくて、安くて、飲みやすいが故に、

「ビールは飲まないけど、缶チューハイは飲める。」

と言った、お酒に強くない女子たちも案外多くいたと思います。

 

しかし、

時代の流れと共に、

その流れは別の趣向も生まれてきました。

 

甘い ➡ 太る

 

ダイエットの観点からか、

ブームが下火になったが故か、

はたまた本物志向の盛り上がりが故か、

分かりませんが、

今度は”クセ”のある「芋焼酎」が

注目を浴びるようになってきたのだと思います。

 

芋焼酎独特な、

その”クセ”も、

近年の醸造技術の向上から、

クセ ➡ 個性

へと、受け入れられるようになって来たのでしょう。

 

そして、

その時代の流れは、

数字にも如実に表れるようになったのです。

 

「麦・米」のいいちこから、

「芋」の霧島へ。

 

 

すいません、

前置きが長くなりました。

 

 

私は、

自宅に限らずお酒を飲むときには、

まず、

「泡」系から始めるのが常です。

 

「泡」というのは「炭酸・発泡」という意味です。

 

なので、

泡系から始まり、

醸造系の酒へと移り、

飲み足りないときは、

ロックかストレートに合う度数高めの酒で〆る。

 

まあ一例を挙げると、

ビールで乾杯スタート、

ワインへと移り、

シングルモルトで〆。

 

とか、

焼酎のソーダ割りや、

ワインのソーダ割りではじめ、

ワインをそのままでいったり、

日本酒を冷やや燗して飲んだり、

最後に焼酎をロックで飲んだりしています。

 

 

その、

焼酎を使うときの焼酎は、

「黒霧島」がほとんどメインとなっています。

 

なので、

私は黒霧島を常日頃から飲んでいる訳です。

 

で、

その霧島酒造から、

限定で発売された焼酎が

「茜霧島」という芋焼酎となるのです。

 

(あぁ〜、やっと本題が出てきたよ)

 

 

この「茜霧島」

芋焼酎なのに、

良い意味で、

まったく芋っぽくありません。

 

めちゃめちゃフルーティーなのです!!

 

この茜霧島を氷の入ったグラスに注ぎ、

そこにソーダ(未加糖の炭酸水)を注ぐと・・・、

それは、もう、チューハイの雰囲気です。

 

とってもとっても、南国の香りです。

 

そう、

裏のラベルにも書いてあります。

akane-kirishima-8971

公式サイトには、

我が意を得たりとも言うべき記述がありました。

フルーティーですっきりとした味わいから、シーフードのカルパッチョやキノコのアヒージョ、ホタルイカのマリネなど、白ワインと相性の良いお料理が食べ合わせとしておすすめです。またドライフルーツやスイーツとの相性も良く、食前、食中、食後のどのシーンでもお楽しみいただけます。

akane-kirishima

クリックで霧島酒造のページへ

(上記文章は公式サイトからの引用です)

 

でもって、

私はこの「茜霧島」を

奇跡的に近所のスーパーで見かけたので、

すかさず購入し、

自宅で飲みました。

 

 

最初は何も入れずにストレート。

「うん、香りがいい。」

 

次にソーダ割り。

「おおっ!割っても香りが逃げない!」

 

最後は氷を入れてロック。

「なんてまろやかで、なんてフルーティーなんだ!!」

 

はい、

一発で、

この「茜霧島」のトリコになってしまいました。

 

激うまです。

 

で、その時に思ったのですが、

「これは刺身にも合うに違いない」

 

そこで後日、

刺身と共に「茜霧島」を飲んだのですが、

これが、もう、

焼酎の域を超えていて、

まるでフルーティーな日本酒のようでした。

 

私は常日頃から、

刺身に合う酒は、

シャンパンでもなくシャブリでもなく、

もちろんビールでもなく、

「日本酒」だっ!!

と、豪語しておりました。

 

“魚に合う白ワインはこれだ”とか、

“牡蠣にあうのはシャブリです”とか、

”お寿司には辛口の発泡性ワインですね”

とかソムリエが言ってますけど、

私に言わせれば、

それは、

日本酒が無い世界での話。

 

そこに米で作った「日本酒」があれば、

答えは自ずから違ってくるでしょう。

 

「日本酒」以上に魚貝に合う酒はありません。

 

 

『・・・。』

 

と、思っている私ですが、

この

「茜霧島」は、

日本酒を凌駕する力量を備えています!!

 

特に脂ののった刺身などを食す時、

日本酒の甘さが邪魔になってしまう場面もあります。

 

しかし、

元々甘みを持ちあわせていない芋焼酎に

この並外れたフルーティさを兼ね揃えた「茜霧島」は、

生魚の臭いを

グラスから漂ってくる柑橘系の香りで見事に中和し、

そして、

蒸留酒ゆえのスッキリ感で、

魚の脂も心地よく洗い流してくれる・・・。

 

これは、ヤバいです。

 

出来の良くない日本酒が、

この芋焼酎に負けてしまいそうです。

 

芋焼酎に先入観のない外国人が、

刺身と合わせるには、どっち?

と、聞かれたら、

日本酒よりもこちらの「茜霧島」を選ぶかも知れません。

 

って言うか、

この「茜霧島」を指さして【sake】と呼ぶかもしれないです。

 

ええ、

その位インパクトのある芋焼酎だと思います。

 

 

刺身には日本酒、

と、お思いの方、

ぜひ一度お試し下さい。

 

 

ただ、ひとつ、

問題点があるとしたら、

この焼酎はプレミアが付いているので、

定価では買えないところですかねぇ。

 

一応、通販のリンク張っておきます。

 

 

Amazonでも取り扱いもある。

    

 

 

楽天リンク➡茜霧島900ml

限定品【茜霧島】

 

 

【 結論 】

日本酒以上に刺身に合う酒を探し求めて居た人へ、

無理してでも「茜霧島」を買って飲んで見ろ!!

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