2 Dec 2015
今日は久々の泡のご紹介です。
飲んだのは、
【フェラリーニ /ランブルスコ モンテリッコ】<Ferrarini / Lambrusco Montericco>
成城石井で、今売り出し中の一品だ。
確か店頭価格は¥1740(税別)だった気がするが、
成城石井の楽天市場店では、
税込み¥1934で販売中であった。
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さて、
このワインだが、
最初に”泡”だとご紹介差し上げたが、
日本で言う一般的な「泡」とは、ちょっと違う。
簡単に言うと、
泡が少なめのワインだ。
なんか少ないというと、
損したような気分になるが、
そうではなくて、
刺激の少ない上品な泡立ちと言えば、
ご理解頂けるであろうか?
フランスで言うところの
18年以上経っているシャンパーニュは、
その泡がグラスに注いでも、
すぐに消え入ることも無く、
いつまでも”ピチピチ”としたきめ細かい泡がグラス上部に立ち上ってくるのだが、
このランブルスコの泡の刺激は、それに近いものがある。
高級で値段も段違いのシャンパーニュと比べるのも無理があるが、
スパークリング系の泡が苦手な方にでも、
このワインは、低刺激なので、
オススメすることが出来る。
画像を見て貰えれば分かることだが、
このワインは【赤】である。
微発泡した赤ワインが、
こちらのランブルスコである。
さて、
味わい的には、
イタリアらしく、甘めの感じだ。
通常ランブルスコと言えば、
もっと色がうすく、
どちらかと言えばピンクに近いが、
この<Ferrarini / Lambrusco Montericco>は、
スティル・ワインに近い濃いめの色だ。
しかも、
ランブルスコにしては、
泡がしっかりとしている。
合わせる料理は、
トマトベースのPIZZAやパスタが合うと思う。
生ハムも悪くはなかったが、
生ハムを合わせるのなら、
パスタに入れたり、プロシュートPIZZA的に、
少し火を通した方が合うように思った。
いずれの楽しみ方においても、
このランブルスコは甘みがあるので、
それを考慮したメニュー展開を考えた方がいいだろう。
単純に”泡感”を楽しみたいのなら、
ロゼワインに炭酸を入れた方が、
よっぽど安上がりだし、楽しめると思う。
そう言った意味を含めて、
このランブルスコは、
イタリアのランブルスコ入門用の1本にしてみては、
いかがでしょうか?
世界的にも、
赤ワインで自然発泡していて、
そこそこ手に入れやすいワインは、
ランブルスコ以外では、
探しにくいと思うので、
ワインに興味のある方であれば、
一度は試して頂きたい1本としてオススメしたい。
そして最後に、
偽物のランブルスコを掴まされない秘訣をひとつ。
上の画像のピンク色の部分。
【DOC】と印刷されているが、
これがイタリアのワイン法で認められた証である。
裏のラベルを見て、
この「DOC」の文字と
「LAMBRUSCO」の文字が見られない物は、
いくら「ランブルスコ」と言って売られていたとしても、
それは、
イタリアでは正式に認められていない商品なので、
ご注意されたし。
赤で微発泡しているイタリアの赤ワインなら、
何でもかんでも「ランブルスコ」と言って、
売っているお店もあるので、
一応、注意を払って下さい。
その点、
成城石井なら大丈夫だと思います。
【 結論 】
イタリアの自然発泡している赤ワイン「ランブルスコ」を知りたいなら、
品質管理もしっかりとしている「成城石井」で買えば、失敗が無い。
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