3 Nov 2015
今回も安ウマワイン白の記事だが、
商品名がイマイチよく分からない。
【&Y】安堵ワイって、読むの??
裏の説明書きには、
英語の「and(&)」の意味を持つスペイン語の『Y』。
人と人の間をつなぎ、このワインを通じて「安堵」していただきたいとの願いを込めました。
と、ある。
裏のロゴには、
「安堵」「&」「Y」とある。
どれを読めばいいのか分からない。
ただ、
ブドウ品種は”ソーヴィニヨン・ブラン”である。
やはりと言うか、
このワインもチリ産のワインである。
チリのワインは日本に入る際の関税が無いらしい。
だから、安く出来るのであろう。
で、
味の方は、
これもノンヴィンテージだが、
しっかりとした「ソーヴィニヨン・ブラン」の特徴が出ている。
酸味がしっかりとあり、
後口もスッキリしている。
それでいて、
果実味が抜栓後に徐々に上がってくる感じだ。
更に裏のラベルを読み進めると、
チリ産では珍しい自社畑のブドウを100%使用した格上のレセルバクラス
とある。。
「えっ!? レセルバ???」
通常「RESELVA」って、
「レゼルバ」って表記にすると思うのだけれど・・・。
と思い、
他に「レセルバ」表記を探すと、
意外にあった。
どうやら、
どっちのでもいいらしいね。
でも、
一般的なのは「レゼルバ」だと思うけど。
話を戻すと、
このワイン税抜き価格¥698だったのだが、
実質、
フランスのソーヴィニヨン・ブランで言うところの
¥2500くらいの位置づけだと思った。
チリにしては珍しくソーヴィニヨン・ブランしているワインだ。
今まで紹介したチリのソーヴィニヨン・ブランは、
どちらかと言えば、甘めの感じであったが、
この【&Y】は、
しっかりとフランスっぽさを残している。
ヴィンテージが入っていないは、
何かの間違いでないかと疑ったが、
やっぱりどこにも表記を見つけられなかった。
つまり、
とってもコストパフォーマンスの優れた商品だと言う事だ。
フランスのソーヴィニヨン・ブランを試したいが、
近所の酒屋やスーパーでは手に入れにくいと言う方に、
取り敢えず、
この【&Y】をおすすめしたい。
この安うま白ワインでも、
十分にフランスの風を感じることが出来るだろう。
石灰質のテロワールが感じられるチリワインである。
合わせる料理としては、
白身魚の香草焼きなんか合うのではないでしょうか。
ホタテのグラタンなんかもバッチリだと思います。
簡単なところだと、
カプレーゼなんかが合いますね。
私もそうしました。
トマトの酸味とこのワインの酸味がぶつからずにマッチしました。
そして、
石灰質の風味が塩気と共に口の中を包んでくれます。
結論として、
この【&Y/ソーヴィニヨン・ブラン】は、
チリ産だが、フランスの風を感じることの出来る、
優秀な安うま白ワインである。
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