283/365日の出来ごと

プードゥ/シャルドネ&ペドロ・ヒメネスを飲んでみた

今夜は
【プードゥ/シャルドネ&ペドロ・ヒメネス】を飲んでみた。

以前投稿した赤【プードゥ カベルネ・ソーヴィニヨン&シラーズは、安くてうまい!】
に続いてのプードゥシリーズ第2弾。

最近、
巷で買える安いワインとして、
其処いらのスーパーや酒屋で見かけることも多くなったのが、
この「プードゥ」シリーズである。

価格も概ね¥500前後で設定されている為、
庶民の財布にもうれしい商品である。

 

さて、
肝心の味わいの方だが、

抜栓(スクリューキャップ)後、
いきなりウマい!

冷蔵庫で冷やしたので、
開栓直後の温度は6〜7℃くらいであったと思うが、
その冷たさを感じさせないくらいのフルーティーさであった。

始め、口に含んだ時のほのかな酸味と、
喉に落とした後の爽やかな甘みが”うまい”と感じさせてくれた。

その後、
グラスに注ぐ以外は、
そのまま冷蔵庫の中に栓をせず冷やしておいたのだが、
飲み進む内に、
徐々にワインが開いてゆき、
爽やかな酸味が、
今度はふくよかな甘みへと変化していった。

その時点で、
温度変化による味わいを確認したくなり、
グラスに注いだワインを室温(26.5℃くらい?)で放置。

放置の間、
私は代わりの飲み物として「タリスカー10年」のハイボールに移行。

さて、
そろそろ室温になれてきた頃合いだと思い、
グラスに手を伸ばし、
プードゥを口に含んでみた。

その時の第一声は、
「濃い!」であった。

この白のプードゥの品名は、
【シャルドネ&ペドロ・ヒメネス】。

白の代表的なブドウ品種「シャルドネ」と
もう一つは「ペドロ・ヒメナス」のセパージュ。

比率はシャルドネ55%にPヒメナス45%。

シャルドネの名前はよく聞くと思われるが、
もう一方の「ペドロ・ヒメナス」は、
主にシェリー酒に使われるブドウなのだ。

その為、
このブドウの特徴である甘みが、
後から顔を出してきたと言うことか。

って言うか、
シャルドネのスティルワインに
シェリーを混ぜたんじゃないの!?

と、深読みしてしまうのであった。

しかし、
裏のラベルには、
しっかりと「ワイン」と書いてある。

IMG_0708

この当たりのラベル表示法には詳しくないので、
はっきりとは言えないが、
シェリーを混ぜてあれば「その他のワイン」表記となるのでは?

 

まあ、どっちでも良いが、
このワインは”冷やして飲むべき”であると、
強く思った。

少しぬるくなると、
白ワインと言うよりも、
フルーティーな日本酒の様に思えてしまう。

切れの良い純米酒にブドウジュースを混ぜた様な感じ??

味わいとしては、
悪くはないのだが、
私は酸味のあるシャルドネが好きなので、
このセパージュは、
好みが分かれるところであろうか。

しかしながら、
私のファーストインプレッションは、
『ウマい!』なので、
ワンコインで楽しめるワインでは、
間違いなく合格点であろう。

あと、
なんとなくであるが、
酸化防止剤の「亜硫酸塩」が
赤の「カベルネ・ソーヴィニヨン&シラーズ」よりも
強いような気がした。

まあ、
強いと言うよりも、
白なので赤よりも気になる程度ではあるが・・・。

 

因みに、
今晩のおかずは、
”鶏の唐揚げ”であった。

少し醤油濃いめの鶏の唐揚げに、
このワインは合うと思った。

唐揚げに後から塩こしょうをガリガリ削っても良し、
花山椒にゴマ辣油をつけて食べても、
このワインの味わいはおかずに負けていなかった。

 

最後に総合評価として、
この¥500(税別)で買えるテーブルワイン、
【プードゥ/シャルドネ&ペドロ・ヒメネス】は
ぜひとも一度は買って飲んで貰いたい白ワインである。

そして、
日本の食卓にも合う、
正にテーブルワインだと思った。

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