283/365日の出来ごと

チャバネセセリの越冬

蛾に似た蝶の仲間「チャバネセセリ」

 

和名:チャバネセセリ
学名:Pelopidas mathias oberthueri
分類:有翅昆虫亜綱>鱗翅目>セセリチョウ科

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早朝に外壁を見ると、

朝日に照らされたタイルの上で、

羽を広げ太陽光を翅(はね)いっぱいに吸収して、

翅を乾かしていた。

 

朝晩は冷え込む季節だが、

この「セセリ」、

いつまで成虫のままで過ごすのだろう。

 

一見、蛾のように見えるが、

分類上は歴とした「蝶」の仲間。

 

でも、

蛾とは違って、

何か愛くるしさを感じる姿でもある。

 

以前、

何かの蝶の種類は、

冬でも枯れ草の下に大勢で身を寄せ合って、

冬を越すことがあると聞いたことがあるが、

この「チャバネセセリ」は、どうなのだろう?

 

この季節でも、

ちょこまかと、素早く飛んでいる姿を見ると、

年末あたりでも見られそうな気がする。

 

でも、

蝶のことだから、

夏に卵を産み、

卵から幼虫がかえり、

その幼虫が蛹となって、

冬を越すのであろう。

 

チャバネセセリの蛹は、

一体、どんな形と色をしているのだろう。

 

とても、興味が湧いてきた10月の朝であった。

 

 

 

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