1 Oct 2015
今日から10月に入りましたね。
夜、床につく時、
薄手に布団では寒くて眠れなくなりつつある、
今日この頃。
自然界の昆虫たちも、
冬を前に大忙しでしょう。
今日から丁度一ヶ月前、
というエントリーを書きました。
そして、一ヶ月後、
たまたま偶然、
前回見た場所の近くで、
茶色のカマキリを発見しました。
前見たときは”緑色のカマキリ”で、
今回見たのは”茶色のカマキリ”です。
私は小さい時からカマキリが好きでした。
理由としては、
人間と比べると小さいながらも、
昆虫の世界では、
そのサイズは大きくて、
更に、
他の昆虫たちを、
その大きなカマで素早く引っ捕らえ、
豪快とも残酷とも言える方法で、
ムッシャ、ムッシャと食べる姿が、
とても勇敢に見えたからでした。
その昆虫界では傍若無人振りを絵に描いたカマキリですが、
さすがの人間のサイズには太刀打ち出来ません。
しかしながら、
そのカマキリは、
昆虫からすると、巨大な人間の子供が捕獲しようと手を伸ばす、
威嚇のポーズでこちらを牽制!!
って、
こんな感じ見た事ないですか!?
巨大な敵にもひるむ事無く、
その向かってくる姿勢が、
子供心にも格好良く感じた物でした。
さて、
前置きが長くなってしまいましたが、
この「カマキリ」。
色が2種類あるって知ってました?
いつも見かける緑色と
そして、茶色のカマキリ。
虫好きの方なら、
もちろん知っていると思います。
でも、
この色の違いは、
種類の違いだと思っていませんでしたか?
私も子供の頃は、
茶色いカマキリは、
「茶色カマキリ」という分類があるのだと思っておりました。
しかしながら、
どうやら違うようなのです。
Wikipediaによると、
オオカマキリTenodera aridifolia Stoll, 1813体長:オス68 – 95mm、メス75 – 110mm分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、日本以外では朝鮮半島、中国、東南アジア日本最大のカマキリで、体色は緑色型と褐色型が知られる。チョウセンカマキリやウスバカマキリとよく似ているが、後翅の付け根を中心とした大部分が暗紫褐色なので区別できる。前脚の内側に模様がなく、左右の前脚の間の胸は目立たない淡い黄色、もしくは黄色斑紋上部縁側がエンジ色をしている。川原や林縁の草むらに生息する。
上記の赤字の部分、
”体色は緑色型と褐色型”とあるように、
ひとつの種類の中で色の違いが発生するようだ。
その色の違いは、
緑から茶色、または茶色から緑色へと自由に変化は出来ない様である。
カマキリを飼育した人のブログなどを読むと、
どうやら色の変化は、
脱皮の時に変わるらしいのである。
バッタや雨蛙のように、
周りの色に合わせて色を変えられるという訳ではなく、
脱皮のタイミングで色を選べるというらしいのだ。
このカマキリの色の違いは、
学者でさえも解明できていないようなので、
ハッキリとした原因や理由は解らない。
飼っている人が目撃した情報で多いのが、
「脱皮のタイミングで色が変わる」らしいのだ。
つまり、
このエントリーの結論としては、
『茶色いカマキリは、生まれたときから茶色いのか?』
の問いに対しては、
生まれたときに茶色い個体もいるが、
【 成長途中の脱皮時に色が変化する】と結論づけられる。
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