283/365日の出来ごと

岡村靖幸からの「ラブメッセージ」は、今も皆の心に届いているのだろうか?

【岡村靖幸】

 

知る人ぞ知る、シンガーソングライターである。

若い人にとっては、

この「岡村ちゃん」を目にする機会はほとんどないと思うが、

昔の若い人だった私は、

その当時の若い頃には、強烈な印象を植え付けられたものである。

 

80年代を学生として過ごし、

90年代バブルを新卒社会人として迎えた私も、

とても熱狂させられた物である。

 

その岡村ちゃんが、

今日のYahoo!ニュースに出ていたので、

「おっ!!」と、

ついついPCの前で身を乗り出してしまった。

 

その記事タイトルは、

岡村靖幸、3度の逮捕経ても衰えぬカリスマ性

オリジナル記事は「オリコン」のこちらの記事。
http://www.oricon.co.jp/news/2058617/full/

 

このタイトルを見た時、

往年のファンである私は、

思わず”ニヤリ”としたのである。

 

岡村ちゃんの活躍をオンタイムで観ていた私には、

まさしくカリスマ性に参ってしまった若者だった。

 

その当時、

アーチストと言えば、

誰かの作った曲を、

自分の歌のように謳い、

振り付け師の作った振りを、

自分のステップかのごとく踊り、

事務所の作ったイメージ戦略に沿った言動・行動・理想など、

レコード会社やテレビ局が喜びそうな事ばかりで、

観る方であった私などは、本当に飽き飽きしていたものだ。

 

そこに訳の分からぬ踊りと歌詞とリズムで、

退屈していた私の胸に強烈な衝撃を与えたのが、

彼、岡村靖幸、岡村ちゃんだった。

 

その当時も岡村靖幸の事など知らないと言う人は多く居たけれども、

私にとっての岡村靖幸は、

まさに”カリスマ”だったのだ。

 

だが、

その私にとってのカリスマも、

覚醒剤の魔力には勝てず、

記事タイトルにもあるように

3度の逮捕となってしまったのであった。

 

情報がネットを飛び交う現在では、

芸能人が逮捕ともなれば、

その日の内に、そのニュースは世界中をも駆け巡る。

 

しかし、

「インターネット」や「メール」と言った物すらない時代では、

新聞やテレビ、雑誌などが、

その情報源の大半で、

しかも、

「口コミ」とか「人の噂」がとっても重要視されていたし、

事実、噂がニュースとなることも多かったのだ。

 

そんな時代、

岡村ちゃんの新譜が早く出ないものかと、

毎週のように大きなレコード店に足を運んだものだった。

 

そして、

レコード棚の「お」を探し、

「岡村貴子」の次にあった「岡村靖幸」のコーナーを

すかさずチェックするのが楽しみでもあり、

一向に発売されない新譜にヤキモキさせられたものでもあった。

 

そんな新譜が全く発売されない時期というのは、

実は覚醒剤所持と使用で服役中や執行猶予中であったのを

後になって知ったわけであった。

 

やっぱり、

そんな時は気持ちがどんよりとなり、

生きる希望が少し減ってしまったように感じてしまった。

 

そんなファンとしてもつらい時期を味わったこともあり、

今日の記事を読んだときには、

本当にうれしくなったのだった。

 

これからも、

ずっと作品を楽しみにしております。

 

岡村ちゃんを影ながら応援している”おっさん”でした。


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